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【特集】ゴム企業と睡眠

インタビュー/カプセルホテル ナインアワーズ 松井隆浩代表取締役CEO―住友理工「モニライフ」活用し、睡眠解析サービスを提供

会員限定 ラバーインダストリー 2023-12-06

 ナインアワーズは、4000床のカプセルベッドを持ち、年間100万人以上が利用する世界最大のカプセルホテル。都市の宿泊に必要な機能を「古い1日から、新しい1日へのリセット」と捉え、その中で発生する3つの基本行動「汗を洗い流す」「眠る」「身支度をする」を時間に置き換え、1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)とし、9h(ナインアワーズ)というコンセプトを掲げている。同社が運営するホテルでは、滞在時、宿泊者に向けて睡眠解析サービスを提供している。同サービスに使用されているのが住友理工の「モニライフ」。今回は、同製品の導入を決意した松井隆浩ナインアワーズ代表取締役CEOに話を聞いた。

松井隆浩ナインアワーズ代表取締役CEO

ナインアワーズの事業内容

 リヴァンプという事業再生の会社にいた当時、ナインアワーズの創業者から相談があり、事業の継承を決断した。そして、当時在籍していた会社から出資を受け、スピンアウトという形でナインアワーズの社長に就任した。

 私はホテル事業をやることが決まった時、宿泊以外で付加価値をつけなければならないと考えた。しかし、「おもてなし」に力を入れるという方法では、従来のホテルと差をつけることができない。そこで、

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