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ニッタ、「Namd プリプレグ」のゴルフクラブへの採用について

11月1日

ゴルフクラブ新シリーズ「EZONE GT(イーゾーン ジーティー)」


 ニッタ株式会社(大阪市浪速区、代表取締役社長 新田元庸)は、ニッタ独自のカーボンナノチューブ分散技術と独自複合化技術「Namd(エヌアムド)」を用いた炭素繊維プリプレグ「Namdプリプレグ」が、この度、ヨネックス株式会社様の新ゴルフクラブのシャフトに採用されましたので、お知らせいたします。

*Namd:ニッタ独自のカーボンナノチューブ(以下、CNT)分散技術と炭素繊維への複合化技術
*Namd プリプレグ:Namd を用いて CNT/CF と樹脂シートを複合化した CFRP 中間材料

◆製品化概略
 当社では CNT の「ナノ分散技術」と「ナノ複合化技術」によって、炭素繊維と樹脂間の界面接着力を大幅に向上させたNamd プリプレグの開発を進めており、スポーツ用品分野においては大手メーカーのヨネックス株式会社様と、かねてより共同開発を進めて参りました。

 この度、バドミントンラケットに続き、同社より Namd 搭載の新ゴルフクラブが商品化されることとなりました。ゴルフクラブのシャフトへ搭載することで、“高い強度と軽量化を実現しつつ、大きくしなりながら素早く戻る”といった Namd プリプレグを用いた CFRP の特性を活かし、かつてない球押し感でボールの初速アップが実現しました。

 当社は、今後も Namd 技術の発現する特性を活かした材料開発を進め、軽量高強度材料としての応用分野における製品化を推進して参ります。

◆Namd 搭載ゴルフシャフトの特長 「大きくしなって素早く戻る」

※インパクト前のシャフト挙動イメージ



◆Namd 応用製品 ヨネックス株式会社
ヨネックス株式会社
ゴルフクラブ新シリーズ「EZONE GT(イーゾーン ジーティー)」
※12月上旬販売開始予定
http://www.yonex.co.jp/golf/news/2017/11/1711011000.html

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