豊田合成、大型ラジエータグリルを開発
2017年10月23日
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)は、従来品よりサイズを拡大したメッシュ形状でクルマのフロント部を大胆に飾る「大型ラジエータグリル」を開発しました。本製品はレクサス新型LSに搭載されています。
従来のレクサス向けのラジエータグリル(スピンドルグリル)は、めっき枠の内側のメッシュ部品を上下に分けて成形し、組み合わせていましたが、このたび成形時の樹脂の流動シミュレーション技術などを用いて金型 の構造を工夫することで、複雑なメッシュ部品を一体成型しました。これによりプレミアムセダンのフロントに 相応しい、大型かつ流線的でダイナミックな印象の造形を実現しています。
さらに、上下を組み合わせる付属部品が一体成形によって不要となり、サイズは従来の約1割増としつつ、 重さを従来品よりも抑えることで、軽量化にも寄与しています。
豊田合成は今後もお客様のニーズに合った製品開発を通じ、選ばれるグローバルサプライヤーを目指していきます。