住友理工は、1976年に開始した人材育成プログラム「F 研(フォアマン研修)」の 50 周年を迎え、記念式典を開催した。

成果発表会の様子


記念式典の様子


 F研は、製造現場における監督者(フォアマン)の育成を目的として、品質管理の推進を起点にスタート。現地現物で事実を捉えて課題を明確化し、改善へと繋がるプロセスを軸に、時代ごとに求められる重要課題をテーマに据え、現場主導で改善活動を推進できる人材の育成を継続している。

 同研修は、各部署から選抜された 3~4人でチームを編成し、約4カ月間にわたり所属部署の業務を離れて改善活動に専念する実践型プログラム。1月末時点で217期までが修了し、現在は218期生が研修に取り組んでいる。

 開始以来の延べ受講者数は5,007人、改善テーマ数は1,639件に上り、現場力の向上に大きく貢献してきた。

 近年は、同社従業員に加え、国内外のグループ会社従業員や取引先へと参加の輪が広がり、改善を通じた人材育成の取り組みが社内外へと拡大している。また、「住友理工グループ・グローバルF研」を通じ、中国およびタイにおいて、日本のモノづくりの強みと海外拠点の特性を融合させた改善活動を展開し、グローバルでの人材育成を推進している。

 2月13日に開催した記念式典では、これまでの取り組みを振り返るとともに、絶え間ない進化を通じて未来を切り拓く決意を改めて共有。式典のあいさつで清水和志住友理工社長は「F研こそが、当社のモノづくりの原点であり、人を育てる基盤だと考えている。今後も、時代の変化に合わせてF研をさらに磨き上げ、次代の成長に繋がっていくことを期待している」と語った。