トクヤマ、新第一塩ビを吸収合併

　トクヤマは9月21日、同日開催の取締役会で、2024年4月1日を合併効力発生日として同社完全子会社である新第一塩ビを吸収合併することを決議した。

　新第一塩ビはトクヤマの製品を原料として塩化ビニル樹脂の製造および販売を行っているが、 組織運営の効率化を目的として吸収合併することを決定した。

　合併方式は、トクヤマを吸収合併存続会社とする吸収合併方式で、新第一塩ビは解散する。 なお、合併に係る割当については、 新第一塩ビがトクヤマ完全子会社であるため、同吸収合併による新株の発行および合併交付金の支払いはない。また、消滅会社の新株予約権および新株予約権付社債に関する取り扱いもない。同吸収合併は100％出資の連結子会社との合併であるため、連結業績への影響は軽微としている。

　■新第一塩ビの概要
　◇所在地＝東京都千代田区外神田1－7－5◇代表者＝西原浩孝代表取締役社長◇事業内容＝塩化ビニル樹脂の製造販売、塩化ビニル樹脂の製造販売に関する技術供与および技術指導◇資本金＝20億円◇設立年月日＝1995年7月◇発行済株式数＝5,000株（2023年3月期末現在）◇決算期＝3月31日◇持株比率＝トクヤマ100％◇業績（2023年3月期：単体）＝売上高242億6,300万円、営業利益16億600万円、経常利益16億9,100万円、純利益18億9,600万円