東日本旅客鉄道、JR東日本環境アクセス、ビーエステクノの4社協業で
三井化学、駅で回収したペットボトルを活用した吸音材を開発
原材料 2023-09-20
三井化学、東日本旅客鉄道、JR東日本環境アクセス、ビーエステクノの4社は協業で、駅で回収したペットボトルを活用した「えきPET吸音材」を開発した。
えき PET 吸音材は、駅で回収したペットボトルを含むリサイクル由来の原料比を約 50%に高め、製造時のCO2排出を5%低減した。
■えき PET 吸音材の概要=①駅で回収したペットボトルをリサイクルした吸音材を開発し、鉄道設備で活用②駅で回収するペットボトルのトレーサビリティを明確化することで、鉄道設備におけるリサイクルを推進し、サステナブルな社会の実現に取り組む。
■えきPET吸音材の特長=回収したペットボトルの処理フローは多様であり、繊維化に適したフローは定まっていないなど課題があった。処理フローを見直すことで、トレーサビリティを明確化し、鉄道利用に向けたリサイクルが可能となった。 リサイクル原料比を25%から50%に向上した。
導入予定箇所は、東北新幹線 盛岡・新青森間速度向上に伴う環境対策(2023年12月以降予定)。
4社の役割=◇東日本旅客鉄道:取り組みの統括、吸音材の活用◇JR東日本環境アクセス:駅でのペットボトル回収、分別◇ビーエステクノ・ 三井化学:吸音板の販売/吸音材の製造