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2021年12月期第2四半期業績

クラレ、イソプレンは増収増益

原材料 2021-08-13

 クラレの2021年12月期第2四半期(1~6月)業績は、売上高が3,022億9,600万円で前年同期比15.4%増、営業利益が303億9,800万円で同55.0%増、経常利益が284億9,600万円で同61.6%増、純利益が117億1,000万円で同27.8%増だった。

 イソプレンは売上高が304億6,200万円で同23.2%増、営業利益が32億1,000万円で同51.7%増。イソプレン関連はファインケミカル、熱可塑性エラストマー「セプトン」ともに、需要回復により販売量が増加した。

通期業績予想を上方修正

 同社は2021年12月期通期業績予想を上方修正した。主力用途である自動車、電子デバイス、ディスプレイなどの需要が好調に推移し、第3四半期以降も、引き続き販売が堅調に推移すると想定した。

 ■2021年12月期通期業績予想
 ◇売上高=6,100億円(前回予想5,700億円、増減率7.0%増)◇営業利益=660億円(同550億円、同20.0%増)◇経常利益=610億円(同500億円、同22.0%増)◇純利益=330億円(同300億円、同10.0%増)

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