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20年3月期第2四半期業績

デンカ、CRの販売数量減少

会員限定 原材料 2019-11-11

説明する山本社長


 デンカが11月8日に発表した20年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が1,919億5,300万円で前年同期比3.2%減、営業利益が153億4,800万円で同5.1%増、経常利益が145億3,300万円で同2.9%減、純利益が108億5,200万円で同4.7%減だった。

 エラストマー・機能樹脂部門は、売上高が786億7,200万円で同11.6%減、営業利益が68億5,100万円で同7.8%減。クロロプレンゴム(CR)は世界的な需要減少に伴い、販売数量は前年同期を下回った。

 業績予想を修正
 通期業績予想は、売上高を4,000億円(前回予想4,150億円、増減率3.6%減)、営業利益を350億円(同380億円、同7.9%減)、経常利益を320億円(同360億円、同11.1%減)、純利益を240億円(同270億円、同11.1%減)に修正した。米中貿易摩擦長期化などの影響で厳しい外部環境が続いており、エラストマー・機能樹脂製品などの販売が当初想定を下回る見通しのため。エラストマー・機能樹脂部門の売上高は期初予想に比べ50億円低い1,600億円、営業利益は同30億円低い125億円を予想している。

 11月8日、決算説明を行った山本学社長はCRについて

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