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19年12月期第2四半期業績

東海カーボン、カーボンブラック事業は大幅な増収

会員限定 原材料 2019-08-08

説明する長坂一社長


 東海カーボンが8月6日に発表した19年12月期第2四半期(1-6月)業績は、売上高が1,391億7,600万円で前年同期比51.8%増、営業利益が404億4,100万円で同41.8%増、経常利益が405億6,200万円で同38.5%増、純利益が260億6,700万円で同40.7%減だった。

 カーボンブラック事業部門は売上高が545億9,500万円で同87.0%増、営業利益が56億8,600万円で同9.4%増。アジア地域は米中貿易摩擦の影響を受け販売数量が減少したものの、米Tokai Carbon CBの子会社化による寄与や原料油価格上昇に伴う価格改定などにより、大幅な増収となった。

 通期業績予想を修正
 通期業績予想については、Tokai COBEX HoldCo及びそのグループ3社の全株式を取得し子会社化したことに伴い修正した。

 ■通期業績予想
 売上高=3,044億円(前回予想2,879億円、増減率5.7%増)◇営業利益=769億円(同754億円、同2.0%増)◇経常利益=769億円(同754億円、同2.0%増)◇純利益=493億円(変わらず)

 長坂社長「タイは2割減産」
 8月8日、本社で決算説明を行った長坂一社長は、

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