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東海カーボン16年12月期第2四半期

カーボンブラック事業は大幅な増益

原材料 2016-08-22

 東海カーボンが8月2日に発表した16年12月期第2四半期(1―6月)業績は減収減益。売価の低下に加え、為替円高が影響した。

 カーボンブラック事業は売上高が182億9700万円で前年同期比26.9%減、営業利益が18億9200万円で同981.1%増。原料価格の下落に伴い売価も下落したことや、為替円高で大幅な減収となったが、中国およびタイ子会社のマージンの大幅改善や棚卸資産評価損の戻しにより、営業利益は大きく増加した。

 

業績予想を下方修正

 ■通期業績予想
 売上高=870億円(前回予想960億円、増減率9.4%減)▽営業利益=2億円(同14億円、同85.7%減)▽経常利益=2億円(同21億円、同90.5%減)▽当期純損失=57億円(同14億円の利益)

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