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ナフサ不足で問い合わせ5倍

和光紙器、廃プラ再生梱包材の注目度上昇

工業用品 2026-04-20

 段ボール・包装資材メーカーの和光紙器(本橋志郎代表取締役、埼玉県川口市)は4月16日、廃プラスチックを原料とする梱包材「ポリエコレン」シリーズへの問い合わが、中東情勢の不安定化に伴い通常時の約5倍に急伸したと発表した。ナフサの価格高騰と供給不足を背景に原材料の調達不足が懸念されているが、ポリエコレンがナフサ不要で生産できる再生材であるため、新たな選択肢として関心が高まっているという。

「ポリエコレン」


 ポリエコレンは、ナフサ由来素材の代替品として、輸送用の緩衝材やトレーなどに使用できる安定品質と加工性を併せ持つ再生素材。従来は主に自動車部品メーカーからの問い合わせが多かったが、現在は医療関連メーカー、総合商社に加え、同社の同業他社からも引き合いがあるという。

 サーキュラエコノミ―につながる環境配慮型素材で、CO2排出量の削減にも効果があるため、企業のESGやサステナビリティ対応の面でも評価が高まっているという。

 同社は、地政学リスクの影響を受けやすいナフサと比べて、安定供給が可能なポリエコレンの特徴を訴求しながら、生産増強と用途拡大にとりくみ、新規需要の開拓を目指す。

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