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捨てられそうなモノから未来をつくる、資源を守る心を次世代へ

住友理工、小中学生対象特別講座「わたしと社会の再生ラボ」開催

工業用品 2025-09-11

 住友理工は8月25日、エプソン販売、こまきこども未来館と協働し、愛知県小牧市の小中学生を対象に夏休み特別講座「わたしと社会の再生ラボ」を開催した。

講座の様子


集合写真


 同講座は、小牧市中央児童館「こまきこども未来館」で実施している「体験ひろば」の一環として開催。同社は同館のパートナーシップ企業として、地域の子どもたちに学びと体験の場を提供し、未来世代の健やかな成長に貢献している。同社はこれまで培ってきたコアコンピタンス「高分子材料技術」「総合評価技術」を基盤に、持続可能な社会の実現に向けてモノづくりを通じた事業を展開している。

 同講座もその一環として、次世代の子どもたちに「資源を大切にする心」や「モノを再生し新たな価値を生み出す発想」を伝えることを目的としている。

 同講座のプログラムは、昨年からエプソン販売と同社が協働で実施しており、今年度は「こまきこども未来館」にも協力を得た。当日は、公募で集まった10人の子どもたちが同社技術の体感やモノが生まれ変わる瞬間を見学し、モノの循環や技術の力について共に考えながら学ぶ時間となった。

 今回の講座は、子どもたちが自分の気持ちと素材の循環や技術を重ね、感情による気持ちの変化を理解し、他者と共有することで共感から共生の気づきを得るためのワークショップとして開催。

 講座では、同社が用意した弾む・弾まないゴムボールに触れ、落下後の反発の違いを体感し、同形状でも特性が異なるゴムの配合技術について学んでもらった。また、業務で不要になった廃棄される紙をエプソンの製品である乾式オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」に投入し、古紙が再生紙として生まれ変わる様子を通じて、モノの「分解→結合→再生」を体感した。

 これらの体験に加えて、同社で取り組んでいるモノの「分解→結合→再生」について紹介。事例として、食堂で排出された食品廃棄物を電力に再生後、社内利用していることや、使用済のゴムや製品廃棄物をゴム原料に再生する技術の開発を進めていることを紹介した。講座を通じて、「わたし」と「社会」のつながりを理解してもらい、地球の自然を守ることの重要性と「循環社会」を共に目指す意義を伝えた。

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