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7月10日から12日「北海道社員研修旅行」

𠮷野ゴム工業、総勢93人の社員研修旅行

工業用品 2025-08-05

 𠮷野ゴム工業(本社・大阪、伊藤吉秀社長)は7月10日から12日まで「北海道社員研修旅行」を実施した。今回は大阪本社ならびに丹波篠山工場をはじめ、東京、名古屋、九州、広島の各営業所などから総勢93人が参加し、旬の北海道を楽しんだ。

クラーク博士像の前での集合写真


 一行は2機に分乗し出発。伊丹をはじめ羽田、中部、福岡の各空港からの早朝便で新千歳空港を目指し、それぞれが予定通り11時30分に新千歳空港に集結した。

 初日は札幌の観光名所の羊ケ丘レストハウスで北海道を代表する道民食、ジンギスカンを堪能。同敷地には右手を上げる独特のポーズで知られるクラーク博士像や羊の放牧、ラベンダー畑があり、思い思いに食後の散策や撮影をして楽しんだのち、1泊目となる定山渓温泉へ向かった。

あいさつする伊藤社長


来賓のあいさつをするHYCの李副社長


 夕食での宴会で伊藤社長は「これまでの社員研修旅行は、海外では台湾をはじめ南の島が多く、国内も南の傾向が強かったが、今回は北海道となった。昨年から社員主体の旅行委員会を発足させ、今回もしっかり企画・運営に当たってくれた。自主性と多様性に満ちたバリエーションで楽しめる社員研修旅行になると期待している」とあいさつ。

 引き続き、今回来賓として参加した台湾での協力企業であるHYCの李烔東副社長が「𠮷野ゴム工業とはすでに25年以上にわたって強い信頼関係でつながる良きパートナーだ。昨年の6月、皆さんは台湾に研修旅行に来られ、HYCの社員とも深く交流が持てた。個人的には私は初めての北海道となり、この旅行を皆さんと大いに楽しみたい」と述べ、また、台湾から全員分用意してきたパイナップルケーキのサプライズで会場は感謝の拍手と歓声で盛り上がり、会食に入った。

 同社では社員研修旅行を企画・準備する旅行委員会を設置し、運営に当たっている。今回も9人で構成された旅行委員会が企画から準備、運営に当たり、総務部がサポートした。「年間を通して、全社での行事が多いのが当社の特徴だが、130人を少し超える会社で93人も参加するのは、一般的には珍しいと思う。特に若い世代が楽しみにしていてくれて、宴会でも先輩、後輩、役職者も皆フラットに交流できる良い機会となった」(旅行委員会)と成功の手応えを得た。

 2日目は「道央ベストシーズン観光コース」、エスコンフィールドで開催の「野球観戦コース」、「札幌市内観光」と3つのコースに分かれ、最終日は小樽を観光し、昼食は海の幸を堪能。その後、新千歳空港に戻り、それぞれ帰路に就いた。

 社員研修旅行は連日の晴天に恵まれ、北海道グルメも楽しんだ。各拠点の参加者がオール𠮷野ゴム工業として一体感を感じる社員研修旅行となった。

「7割が参加する社員研修旅行」~一人ひとりの自覚が楽しい思い出を生む~

 “社員旅行”といえば昭和の遺物的な社内行事のひとつと思い込んでいたが、𠮷野ゴム工業の社員研修旅行は、その勝手な思い込みを覆した。およそ130人の社員のうち、90人を超えての参加人数は参加率7割に近い。

 「現場仕事での関係や家庭の事情など、参加できない理由もあるが、今回は木曜日・金曜日・土曜日で日程を組んで、日曜日は自宅で休めるように考慮したのが参加率を高めたのかもしれない」と旅行委員会のメンバーは語る。

 同社も以前は会社主導で社員研修旅行を企画・運営していたが、昨年から社員主導の旅行委員会を組織化し、9人のメンバーと本社総務部が連動しながら企画・準備・運営に当たった。旅行委員会は各拠点からの立候補形式だ。委員長を務めた出口悟巳さんをはじめ、九州営業所から2人、大阪本社から3人、丹波篠山工場から2人、東京営業所と名古屋営業所からはそれぞれ1人で組織化。本社・総務部から2人がサポートにあたった。旅行委員会の一人は「𠮷野ゴム工業の伝統行事である社員研修旅行は個人的に楽しみにしている。思い出に残るような楽しい時間を一緒に作れたらいいなと、旅行委員会に立候補した」と思いを語る。苦労もあった。「参加社員全員に満足はしてもらいたいが、妥協点は必要で、着地点を見つけるのが難しかった。空港での集合、宿への到着から食事、宴会、観光地での集合から解散まで何度もシミュレーションした」とも。旅行のメインとなる宴会の場でも旅行委員会のメンバーはホスピタリティの発揮に徹したが、それを見ていた若手社員が連られて気遣いを始めた。

 𠮷野ゴム工業は新年会、クリスマス会など社内行事が多いことで知られているが、「日頃、仲間同士でのコミュニケーションがよく取れており、誰もが交流できる空気感がある」という。

 一方、参加社員の携帯も鳴り続ける。「すみません、いま社員研修旅行で北海道なんです。ご用件は?はい、大丈夫です。対応させていただきます」との声が緑の大地に響く。社員一人ひとりが自分の役割を自覚し行動していた社員研修旅行だった。

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