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7月16日~18日の3日間、Aichi Sky Expoで

豊田合成、「人とくるまのテクノロジー展2025 NAGOYA」に出展

工業用品 2025-07-02

 豊田合成は7月16日~18日の3日間、Aichi Sky Expo(愛知国際展示場)で開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 NAGOYA」に出展する。

 同社ブースでは、水素エネルギーの利用拡大を支える各種「高圧水素タンク」や、CO2削減に貢献する「廃車由来の再生プラスチックを配合した内外装部品」を展示。また、新たなモビリティへの対応として、次世代の操舵感覚をもたらす新システムに対応した「新型ハンドル」などを紹介する。さらに同社が大阪・関西万博に出品しているペロブスカイト太陽電池搭載の「スマートウェア」も展示する。

 ■主な展示品
 ◇脱炭素化への対応
 「ポータブル水素カートリッジ」、「各種高圧水素タンク」=同社では、燃料電池車MIRAI向けの高圧水素タンクで培った効率的な水素の貯蔵技術を活かし、幅広い用途での水素利用を目指している。同社製の高圧水素タンクが使用された持ち運び可能なカートリッジ(トヨタ自動車開発)は、各種機器に装着できるため、水素調理器や燃料電池と組み合わせた電源などで水素エネルギーの利用ができる。

 「廃車由来の再生プラスチック(内外装部品)」=自動車部品の材料調達からリサイクル・廃棄におけるCO2削減に向け、廃車のプラスチック部品を新車向けに再利用。独自技術により、 新素材同等レベルの耐衝撃性や強度などを実現している。

 ◇新たなモビリティへの対応
 「ステアバイワイヤシステム用ステアリングホイール」=次世代の操縦システムに対応した先進的なデザインで、快適なドライビングに貢献するハンドル。Uターンや駐車時などでも大きく回転させる必要がないため、コンパクトでスタイリッシュな形状を採用している。トヨタ自動車のバッテリーEV(電気自動車)「LEXUS RZ」に搭載される。

 ◇その他:大阪・関西万博 出品アイテム
 「ペロブスカイト太陽電池搭載のスマートウェア」=薄型・軽量などが特徴の次世代太陽電池の応用製品。衣服に貼り付け、発電した電力で冷却ファンなど様々なデバイスが使用できる。

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