独自のゴムと異素材接着技術をアピール
中野製作所、第11回町工場見本市2025に出展
工業用品 2025-02-12
中野製作所は1月29~31日、東京ビッグサイトで開催された「エネルギーイノベーション総合展」内の「第11回町工場見本市2025」に出展した。

ブースの様子
同社はゴムの配合設計から混練り・成形・加工・検査・出荷及び材料・製品の評価分析まで行うメーカーで、展示会では、同社独自の加工技術と関連製品を展示。
接着剤を使わずに、各種プラスチックとゴムを強固に結合する製造技術「Radicalock(ラジカロック)」のほか、同じくゴムとプラスチックを結合する「AKI-Lock」、ゴムと各種金属を接着する「DLAMP」といった、3タイプのゴムと異素材の接着技術を中心に紹介した。なお「AKI-Lock」はポリプラスチックス、「DLAMP」はダイセルミライズとのコラボレーションによるもの。
「展示した接着技術のうち2つは、ゴムを通して、それぞれが持つ技術をコラボレーションさせて新しいものを生んでいこうと活動する中で誕生した。
今回の展示会では、“サステナブル”もテーマの一つになっている。接着剤を使わない接着技術によって、廃棄物を減らすことができる。そういった観点から、ゴムを取り扱う中でできる環境負荷低減として貢献できると考えている」(中野製作所)