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再生可能エネルギー利用拡大のため

豊田合成、オフサイトPPAを中部電力ミライズと締結

工業用品 2024-12-10

 豊田合成は、再生可能エネルギー(再エネ)の利用拡大のため、同社敷地外に新設した発電所から再エネを調達する契約(オフサイトPPA)を中部電力ミライズと締結した。

オフサイトPPAによる再エネ利用の拡大


 同契約は、三重県に設置される水上太陽光発電所(2025年6月運転開始予定)からの年間1,629メガワット時(CO2削減効果 年間約740トン)の再エネ電力を、同社が20年間にわたって購入するもの。同社の再エネ利用を拡大するとともに、再エネ電源の新設を促すことで、社会全体における普及にも貢献する。

 同社は、自社の生産活動などで発生するCO2排出量(スコープ1・2)について、カーボンニュートラル実現時期の2030年への前倒しを宣言し、「生産技術革新と日常改善による省エネ」と「電力の再エネへの転換」を加速させている。再エネへの転換においては、今回のオフサイトPPAの他に、自社での太陽光発電や再エネ証書の活用などにも取り組んでおり、多様な手段を最適に組み合わせて再エネの利用を拡大している。

2030年までのCO2削減ロードマップ(イメージ)

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