東京ゴムプラスチック製品協同組合、「第61回総会」などを開催

　東京ゴムプラスチック製品協同組合は5月24日、「第61回総会」および「設立60周年記念パーティ」を、東京浅草の浅草ビューホテルで開催した。

　通常総会では①令和5年度事業報告および決算関係書類承認の件②令和6年度事業計画、収支予算並びに経費の賦課金額および徴収方法決定の件③理事および監事選挙――などの議案審議が行われた。令和6年度事業計画では、引き続き外国人研修生共同受入事業の推進や、SDGsへの取り組みの強化を図りセミナー開催などが予定されている。

　理事および監事選挙では、村上浩理事長（三昌工業）が退任し、尾上弘晃専務理事（オガミ）が新理事長に就任した。村上前理事長は、理事長として約10年間組合を牽引し、外国人（フィリピン）研修生共同受入事業や、中小企業人材確保促進事業などの組合事業を積極的に推進してきた。

　今回決定した新役員体制は次の通り。◇理事長＝尾上弘晃（オガミ）◇副理事長＝岡田昌義（岡田製作所）◇専務理事＝寺﨑晃（寺﨑ゴム工業）◇常務理事＝友部宏剛（大友製作所）◇理事＝村上浩（三昌工業）、羽柴孝之（吉田製作所）◇理事兼務事務局長＝川口秀一（カワイチ・テック）◇理事兼務技能実習生委員＝天田智行（盛上ゴム工業）◇監事＝増田誠（林パッキング工業）。

　続いて「設立60周年記念パーティ」が開催された。

　冒頭尾上新理事長が「10年の長い間務めた村上理事長に、心から感謝の意を表したい。後継の理事長を務めるのは、若輩者の私で良いのか、という思いが今でもある。しかし就任したからには、組合が一層発展するように精一杯努力していくので、ご協力の程を宜しくお願いしたい」とあいさつした。

　続いて村上前理事長に感謝状が贈呈された。村上前理事長は「10年間理事長を務められたのは、組合員をはじめとした絶大なご支援やご協力があったからこそ。尾上新理事長のもと、組合を盛り上げて行って欲しい」とあいさつした。