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2013年から健康経営に着手

共和ゴム、SDGsの全目標への取り組みを達成

工業用品 2021-12-10

 共和ゴム(大阪府枚方市)は、「持続可能な開発目標(SDGs)」の掲げる17のゴールについて、全目標への取り組みを達成した。

 SDGsは2015年に国連サミットで採択され、2030年までに貧困や格差の問題、持続可能な消費や生産、気候変動などの環境対策などについて、先進国を含む全ての国々に適用される17の目標と169のターゲットから構成された国際目標。

 同社は、「2013年から本社で使用する電力を全て水力発電の電力に切り替え、健康経営に取り組んできた。SDGsやESG投資など、世界的な潮流に沿った経済活動を中小企業である当社でも強く意識していこうと決め、2021年から本格的にSDGsに取り組むことにした」と述べる。

 また、すべての目標へ取り組むにあたって同社は、「まずは現状把握として、今までの取り組みが17の目標のうちどれに該当するかを把握した。足りていない目標をピックアップし、その目標に対しての取り組みを行った」とし、「当社のような中小企業でもSDGsが定める17の目標すべてに対して取り組んでいるという事例を広く紹介することで、大企業だけでなく多くの中小企業でもSDGsに取り組んでいただければ幸いだ」としている。

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