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健康管理や長時間労働の抑制など評価

十川ゴム、「健康経営優良法人」に初認定

工業用品 2021-05-24

 十川ゴムはこのほど、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2021」(大規模法人部門)に認定された。同社の認定は今回が初めて。

 同認定は、健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度。

 健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践する取り組みを指す。健康経営に取り組む優良法人を「見える化」することで、社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としている。

 十川ゴムの具体的な取り組みは次の通り。

 ①同認定の取得を目標に掲げ、2020年度に全社における健康経営推進体制を整備。これにより、事業所別ではなく全社で安全と健康についての共通認識を保持②定期健康診断項目以外に会社負担での検診項目を追加③メンタルヘルスに関し、産業医による管理職・監督職への教育を実施④インフルエンザ予防接種代の会社負担を実施⑤放送設備が整備された事業所における毎朝のラジオ体操を実施⑥ノー残業デーの実施など長時間労働を抑制――等の一連の取り組みが評価され、認定取得となった。

十川利男社長


 十川利男社長は、「2025年に創業100年を迎える当社の経営理念は、従業員全員が幸せを実現することにある。それを実現するためには経済実現、やりがい、安心など様々な項目があるが、特に健康は大切なもの。今、世界は新型コロナウイルスの脅威にさらされている。当社でも様々な感染対策を行っているが、まずは日常生活における健康を維持し、基本的な免疫力を高めることが大切だ。この考えのもと、会社としてなお一層の活動を進めるべく、今回の健康経営の認定を目指した。これをひとつの出発点として、一歩ずつ活動を進めるとともに、従業員全員の幸福の実現を目指していく」と感想を語った。

 なお、同社では2021年度の重点課題として、「生活習慣病関連項目(血圧、脂質、血糖)の有所見率の削減」や「ストレスチェック後の産業医面談のスピードアップ」などに取り組んでいく。

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