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中計の経費・コスト構造改革の一環

ブリヂストン、多角化事業3拠点を清算

工業用品 2021-03-10

 ブリヂストンは、経費・コスト構造改革の抜本的な取り組みのひとつである「事業、拠点再編」に関し、同社グループの多角化事業3拠点で清算を進めており、3月3日にその概要と進捗を発表した。

 同社では中期事業計画において、グローバルすべての地域、領域を対象とした経費・コスト構造改革を進めている。コア事業での同改革とプレミアムビジネス戦略の推進からなる「稼ぐ力の再構築」をベースに、成長事業・探索事業へ戦略的成長投資を進め、環境変化に適応しながら、着実に成長する“強い”ブリヂストンへの変革を目指している。

 それによると、①自動車用防振ゴムを取り扱うBridgestone Astra Indonesia(インドネシア・西ジャワ州、売上高約8.9億円、従業員数160人[2019年10月時点])では、2020年5月にVelasto Indonesiaに事業譲渡を済ませ、2021年6月に会社清算手続きを完了する見込み。

 ②高機能化成品であるウレタン、ゴム発泡体を取り扱うBridgestone Everlight(Shanghai)(中国・上海市、売上高約8.8億円、従業員数125人[2020年6月時点])では、2020年10月に生産・営業活動を停止し、2021年10月に会社清算手続きを完了する見込み。

 ③自動車用ウレタンフォームのシートパッドを取り扱うBridgestone Automotive Products de Mexico(メキシコ・グアナファト州、売上高約1.4億円、従業員数62人[2021年1月時点])では、2021年2月に生産・営業活動を停止し、同年12月に会社清算手続きを完了する見込み――となっている。

 同社では、「いずれの拠点もあらゆる可能性を検討した結果、競争力を維持しながら当社グループが事業運営を継続することは困難であるとの判断に至った。事業、拠点再編で影響を受ける従業員および当該地域社会に対し、その影響が最小限になるよう十分検討した上で、各種法規制や労働協約に従って適切に清算手続きを進めていく」としている。

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