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創立70周年記念事業の一環

豊田合成、記念体育館「エントリオ」がオープン

工業用品 2020-10-08

 豊田合成が創立70周年記念事業の一つとして愛知県稲沢市に建設した「豊田合成記念体育館(愛称:エントリオ)」が9月27日にオープンした。

 同施設は、「スポーツを通して人と人がつながり、笑顔と元気が生まれる場所」をコンセプトに、国内トップリーグで活躍する同社バレーボール、ハンドボール、バスケットボールチームの公式戦、青少年向けスポーツスクール、地元行政などによるスポーツ大会などの開催を通じ、地域との交流を図っていく。また、同社クラブチームの応援や社内イベントを通じ、従業員の一体感や誇りの醸成にも繋げていく。

 体育館の新設は、同社バレーボールチーム「ウルフドッグス名古屋」が所属するVリーグ機構が推進する「アリーナを核としたホームタウンの活性化」の実現を図るとともに、JR稲沢駅前という好立地を活かして「健全な賑わいの創出」にも貢献していく。

 なお、体育館の運営は、新型コロナウイルスの影響を踏まえ、行政や各種競技団体が実施している感染防止策などを取り入れ、「安心・安全」に観戦できるよう万全を期している。

 ■エントリオの概要
 ◇「エントリオ」の由来=「しごと」「地域」「スポーツ」の三つの縁(エン)を大切に、お互いを支援(エン)し、共に発展していこうという思いから、三重奏の「トリオ」をつけて命名。

 ◇コンセプト=「スポーツを通して人と人がつながり、笑顔と元気が生まれる場所」

 ◇主な用途=①国内トップリーグに所属する同社バレーボール、ハンドボール、バスケットボールの公式試合および練習②同社の社内行事や会議・研修会(TGフェスティバルなど)③地域向けスポーツスクール(ジュニア育成、青少年スポーツ教室など)④行政や競技団体が開催するスポーツ大会(高校バレー県大会決勝、市民大会など)

 ◇施設概要=①所在地:愛知県稲沢市下津北山1丁目16番地4②面積:[敷地]1万5,000平方メートル、[建屋]約7,632平方メートル、[延床]約9,613平方メートル③主な施設=体育館/営業時間:8:30~21:00、フロア面積:2,160平方メートル(バレーボールコート:3面、ハンドボールコート:1面、バスケットボールコート:2面)

 観客席数/3,500席(1F可動席1,326席、2F固定席1,704席、その他470席)

 その他/コンベンションホール、トレーニングジムなど

 レストラン「&tresse(アンドトレッセ)」(運営ナゴヤキャッスル)、営業時間:11:00~21:00(月曜定休日)、総席数:98席

 コンビニ「ポプラ」/営業時間:7:00~23:00(年末年始は休業)

 ◇その他=環境/①再エネ活用:太陽光・風力発電を活用②省資源化:館内オールLED化、雨水利用による水使用量削減③周辺環境への配慮:透水性舗装による周辺地域への排水抑制

 ◇災害=有事の際に帰宅困難者や周辺住民の一時避難場所として提供

 ■新型コロナ対策による「安心・安全」な運営
 感染対策:各種競技団体等で実施している感染対策に加え、同社オリジナルの対策も実施=①同社製深紫外LEDを搭載した衛生製品の設置②オリジナル感染対策グッズ(ロゴ入りフェイスシールドで来場者を「おもてなし」するとともに「安心」を提供)③会場入口にAIサーマルカメラによる検温(ソーシャルディスタンスを保ちながら、確実な検温とスムーズな入場が可能)④マスク着用、消毒、換気の徹底(各出入口にアルコール消毒を設置。空調システムで1時間に4回、館内の空気を自動で入れ替え)⑤間隔をあけた配席(安心して観戦できるよう、ソーシャルディスタンスを確保した配席)⑥トレーサビリティの徹底(全席指定で感染者が発生した場合の連絡ルートを確立し、感染拡大防止に努める)⑦映像・音声による注意喚起(モニターや館内放送などで、来場者に感染予防を周知)

 応援:感染防止に配慮した「新しいスポーツ観戦スタイル」を構築=①最新のデジタル応援機材を活用した盛り上げ(大画面の映像・高音質の音響・LED照明を連動させた迫力のデジタル応援機材をMCや応援団が活用)②行政・競技団体が推奨する感染防止策(声援・ハイタッチなどの禁止)に準拠した競技運営

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