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【特集】伝動ベルト

16年の伝動ベルト、国内生産は微減の見込み

工業用品 2016-12-20

 16年の伝動ベルトの国内生産は、前年比で微減となる見込みだ。日本ベルト工業会が発表した16年年間の見込みは、1万1525トンで前年比1%減。国内自動車生産台数の減少に伴い、自動車用需要が若干減少する見込みで、その影響を受けた。一方の一般産業用は、工作機械向けが工作機械の生産減により厳しかったものの、ロボット関連や食品機械関連などは堅調に推移した。

 日本ベルト工業会まとめによる1―10月の生産量は、9836トンで前年同期比横ばい。歯付ベルト、その他ベルトは前年同期を上回ったが、Vベルトが減少した。

 Vベルトは、約半数を占める自動車用が、国内自動車生産台数減少の影響を受けた。自動車用は、生産台数減少に加え、ベルトを使用しないハイブリッド車の販売の拡大、自動車メーカーのグローバル化に伴うベルトメーカーの海外生産シフトも影響している。

 一方の一般産業用は、工作機械向けは工作機械の生産減少により厳しい状況だったが、ロボット関連や半導体装置関連などは順調だった。

 また、海外販売は好調だ。17年3月期の第2四半期業績をみると、バンドー化学、三ツ星ベルトとも、伝動ベルト部門は減収しているものの、それは為替円高の影響で、現地通貨ベースでは総じて前年同期を上回った。東南アジアで四輪、二輪車向けが伸びたほか、中国、タイでは農機用の需要が伸長した。海外需要は、今後も順調に継続していく見通しだ。

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