入間川ゴム、中計最終年度は目標売上高を達成

　入間川ゴムの上期（4－9月）売上高は前年同期を下回った。「4月から需要が落ちてきたため計画を下方修正した。この上期は、ほぼその計画通りに推移したが、好調だった前年同期に比べ減収した」（清水佑樹社長）。

　販売状況を見ると、シート関係が比較的良かったが、そのほかは天然ゴム系、合成ゴム系、汎用品、特殊品とも全般的に低調だった。特定顧客向け製品も、供給先である顧客自体の生産が低迷しているため、販売が減少している。開発品の量産化についても、開発の遅れや顧客の需要減により、想定したほどは進まず、本格化するのは来期以降になる見通しだ。

　利益面に関しては、