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CO2排出削減の取り組み

豊田合成、瀬戸工場にLNG設備を導入

工業用品 2019-01-30

LNGタンク


 豊田合成は1月29日、自動車の内外装部品を生産する瀬戸工場(愛知県瀬戸市)に液化天然ガス(LNG)設備を導入したと発表した。エネルギー設備は2019年2月から稼働。加熱・冷却設備のエネルギーを灯油からLNGと電気に切り替えることで、同工場での二酸化炭素(CO2)総排出量の12%に相当する年間約800トンのCO2を削減する。

 同社は2050年を見据えた長期の環境計画(TG2050環境チャレンジ)で、CO2排出を極小化する目標を掲げている。その実現に向け、20年度までにCO2の年間排出量を12年度比で2万6,000トン削減することを目指しており、その一環で今回のエネルギー転換を行った。

 今後も、同社は全事業活動を通じて環境保全に取り組んでいく方針。

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