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未上場ゴム企業17年12月期業績

広島化成、工業用品3.4%増収

工業用品 2018-04-23

 広島化成(広島県福山市、西浩一社長、資本金2億円)の17年12月期業績は、売上高が144億200万円で前期比3.7%減、経常利益は5億9,600万円で同11.4%増、当期純利益は1億2,700万円で同95.4%増となった。年間配当は14%。

 部門別の売上高は、工業用品が36億2,700万円で同3.4%増、シューズは58億1,600万円で同5.6%減、化成品は49億4,900万円で同5.3%減、その他は1,000蔓延で同84.8%減となった。

 工業用品は、ウェザーストリップをはじめとする自動車部品や、品揃えを強化した住宅用遮音材が堅調に推移した。化成品は主力となる建材関係製品において、タイル用シートがホテル・店舗・オフィス関連を中心としたリニューアル需要で微増となったが、建築着工件数の弱含み状況から屋上防水関連、長尺床材が減少した。

 今期も引き続き消費低迷が継続し、厳しい環境が想定されるが、売上高は154億円(シューズ106%、工業用品111%、化成品104%)と増収を計画している。

 期末従業員数は343人。

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