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18年3月期第2四半期業績

西川ゴム工業、売上高と経常利益が伸長

工業用品 2017-11-10

 西川ゴム工業が11月10日に発表した18年3月期第2四半期(4-9月)業績は、売上高が442億8,900万円で前年同期比4.7%増、営業利益が37億4,800万円で同3.5%減、経常利益が45億4,200万円で同17.4%増、四半期純損失が7億5,900万円(前年同期は108億2,400万円の損失)となった。訴訟損失引当金繰入額を特別損失として計上した結果、四半期純損失となった。

 セグメント別では、自動車用部品は売上高が421億3,500万円で同5.3%増、営業利益が34億7,500万円で同5.4%減。国内では軽自動車の販売回復および新型車効果で生産台数が増加。海外ではアジア・欧州で堅調だったが、米国での新車販売台数は減少した。

 一般産業資材は売上高が21億5,400万円で同5.3%減、営業利益が2億7,200万円で同28.4%増。政府による住宅ローン減税や住宅取得支援策の継続で住宅着工戸数は横ばいだったが売上高は減収。生産性向上およびコスト低減活動に注力した結果、利益は増加した。

 通期業績予想を修正
 西川ゴム工業は同日、18年3月期通期業績予想の修正を発表した。第2四半期に計上した特別損失の影響や今後の業績見通し等を踏まえた結果、当期純利益は当初予想を大きく下回る見込み。
 ■18年3月期通期業績予想
 ◇売上高=47億300万円(前回予想46億300万円、増減率2.2%増)◇営業利益29億円(同25億5,000万円、同13.7%増)◇経常利益63億円(同50億4,000万円、同25.0%増)◇当期純利益=11億円(同39億円、同71.8%減)

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