ブリヂストン、自社製マスクを生産拠点の自治体に提供

　ブリヂストンは5月1日、国内グループ従業員向けに自社生産を開始した簡易マスクを、国内ブリヂストングループの生産拠点がある各地域の自治体に合計30万枚、5月連休明けから順次提供すると発表した。

　簡易マスクは、新型コロナウイルス感染症の影響による国内のマスク不足緩和に貢献することを目的として、同社グループ会社が過去の業務用マスクを製造していた際のノウハウをもとに、ウレタン製品の生産ラインを活用して実現したもの。

　当初は同社グループ従業員が販売活動や生産活動を行う際に使用することを前提としていたが、地域社会でのニーズに応え、飛沫拡散防止用として使用してもらうことを目的に提供する。

　提供する自治体は次の通り。

　■タイヤ工場
　提供自治体＝栃木県那須塩原市、福岡県久留米市、東京都小平市、福岡県朝倉市、滋賀県彦根市、福岡県北九州市、山口県下関市、佐賀県鳥栖市、山口県防府市

　■原材料工場
　提供自治体＝佐賀県三養基郡上峰町、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町

　■化工品工場
　提供自治体＝神奈川県横浜市戸塚区、岐阜県関市、静岡県磐田市、熊本県玉名市

　■化工品グループ会社工場
　提供自治体＝静岡県掛川市、三重県名張市