年産900万本で2026年第2四半期までに本格生産を開始
横浜ゴム、中国杭州の乗用車用タイヤ新工場で開所式を開催
タイヤ 2025-12-03
横浜ゴムは11月22日、中国杭州市の乗用車用タイヤ新工場の開所式を開催した。式典には地域の多くの関係者が出席し、横浜ゴムからは清宮眞二代表取締役社長兼COOが出席した。

開所式であいさつする清宮社長兼COO
新工場は2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」のタイヤ消費財の成長戦略に掲げた「1年工場」の第一弾。「1年工場」は、技術・生産戦略の『よいものを、安く、スピーディーに』というモットーに即して低コスト・高効率生産を実現し、市場競争力の高い工場を1年間で立ち上げることを目標に2024年12月に起工式を開催し工場建設を進めてきたが、当初計画より1カ月前倒しの11カ月でタイヤ生産を開始した。
式典であいさつした清宮社長兼COOは、当初目標を上回るスピードで工場建設を成し遂げた多くの関係者の尽力に謝意を表すとともに「新工場は当社にとって、今後の持続的成長のための大変重要なプロジェクトであり、量産化のスピードを加速して市場の皆様に高品質、高付加価値の商品を1日でも早く届けられるよう全力で取り組んでいく」と語った。
新工場の建設は杭州市の環境対応に伴う移転要請に応じたもので、同社はこの移転を機に中国市場におけるさらなる需要増を確実に取り込むため、稼働中の既存工場に比べ生産能力を約300万本増強する。生産能力は年産900万本で2026年第2四半期までには本格生産を開始する予定。また、新工場ではEVなど新エネルギー車向けの高付加価値タイヤやハイインチタイヤの生産を強化する。
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