防舷材の製品ポートフォリオを拡大
横浜ゴム、V型ソリッド防舷材を製品ラインアップに追加
工業用品 2023-07-27
横浜ゴムは、長年の販売実績を持つ空気式防舷材に加え、港湾の係留施設に設置されるV型ソリッド防舷材を製品ラインアップに加えた。今後も段階的にソリッド防舷材のラインアップを拡大し、防舷材の総合メーカーを目指す。
今回新たに販売するのは、港湾で幅広く用いられるベーシックモデル。販売にあたり港湾空港総合技術センター(SCOPE)の認証を取得。港湾の荷役施設向けでは将来的にソリッド式の中でもより高性能な受衝板付モデルの展開を計画している。これにより、現在販売しているトップエンドモデルとなる空気式防舷材「ABF-P」と合わせて総合的な製品ポートフォリオを構築し、オンショア市場全体のシェアを拡大していく。
防舷材は船体と岸壁を接岸や接舷の衝撃から保護する緩衝材であり、港湾の係留施設では岸壁と船、洋上の荷役では船体の間に設置される。
空気式は内包した空気弾性、ソリッド式はゴム弾性により衝撃を吸収する。今回、製品ラインアップに加えることとなったソリッド防舷材は、防舷材需要の約8割を占める。
同社は1958年に世界で初めて2船体洋上接舷に用いられる空気式防舷材を開発して以来、洋上の過酷な環境で使用され性能要件が高い空気式に注力してきたが、今後はこれまで培ったブランド・技術力を武器に防舷材の主要市場であるソリッド防舷材市場に参入し、さらなる収益基盤の強化を図る。
-
持続可能な天然ゴム調達の促進...
横浜ゴム、「RubberWay Geo-Mapping」を導
タイヤ 2024-05-17
-
2024年4月~2025年3月の1年間
横浜ゴム、環境省が担当する「先端技術を用いたASEAN地域か
タイヤ 2024-05-15
-
2024年12月期第1四半期業績
横浜ゴム、第1四半期は過去最高の売上収益、事業利益を達成
決算 2024-05-15
-
約38億円を投資、生産能力を現...
横浜ゴム、三島工場のモータースポーツタイヤ生産能力を増強
タイヤ 2024-05-14
-
【人事】
横浜ゴム(5月1日)
人事 2024-05-08
-
総合的な製品ポートフォリオ構築へ
横浜ゴム、セル型およびコーン型ソリッド防舷材を新発売
工業用品 2024-05-08
-
アグレッシブな見た目に加え、...
横浜ゴム、スタンダードオールテレーンタイヤ「GEOLANDA
タイヤ 2024-05-07
-
「YOKOHAMA RY53」
横浜ゴム、トヨタ新型「ハイラックス チャンプ」に新車装着
タイヤ 2024-04-26
-
「ADVAN Sport V107」
横浜ゴム、「BMW X7」および「BMW XM」に新車装着
タイヤ 2024-04-25