拡充した拠点を有効利用していく始動の年に

　■2017年の課題
　今年は、このように構築したハコ、つまり拡充した拠点をいかに稼動していくかと考え、結果を出していかなきゃならないという心持ちを全社・全社員に浸透するよう努めたいと考えています。

　私どもは商業者さんから末端ユーザーさんへ製品を提供させていただいていることが多く、おかげさまで商業者さんの営業力がダイレクトに拠点稼動に繋がります。そのためには当社が出来る販促の手法もあって、例えば販売グッズなどにもアイディアと投資を惜しまず積極的に行なっていて、営業のネタ的に活用していただいており効果を挙げていると自負しています。

　後は、マンパワーというか、全社で250人にのぼる社員を抱えていますので、会社の方向性の確認と個々の人材育成が年々課題となっています。

　■人材育成について
　さらに当社が注力しているのが勉強会や社員の自主的な学習会です。

　それらの意識の基盤となるのが、ユーザーさんにお願いしている当社独自の評価査定システムにあります。採点システムで多岐にわたって項目があります。これによって、問題・課題点が明確になって改善に反映できます。今や基本的なことですが、「Q・C・D・S」といった、「Quality＝品質」「Cost＝原価」「Delivery＝納期」「Service＝サービス」に対してきちんと対応できて、価格競争ではない強み、競争力を備えないと生き残っていけないということです。社員の成長が当社の成長に直結していくと考えています。