PAGE TOP

ダンロップスポーツなどを合併へ

住友ゴム工業がグループのスポーツ事業を統合

タイヤ 2017-08-29

 住友ゴム工業は8月29日、同社のスポーツ事業子会社である「ダンロップスポーツ」と海外でダンロップブランドのスポーツ用品事業とライセンス事業等を行う「ダンロップインターナショナル」を住友ゴム工業に合併し、グループのスポーツ事業を統合すると発表した。合併は2018年1月1日に実施する。

 今回のスポーツ事業の統合は、住友ゴム工業の持つ資金力や材料、研究部門などの経営資源を活かすとともに、ダンロップスポーツの持つスポーツ事業に精通した人材と経営資源をダンロップブランドの価値向上、スポーツ事業の拡大に活用するためのもの。これまで培ってきた「ゼクシオ」、「スリクソン」、「クリーブランドゴルフ」といったブランドに、全世界で展開が可能になった「ダンロップ」ブランドを加え、展開地域、取り扱い種目などの事業領域の拡大を図る。

 統合について住友ゴム工業は「住友ゴムグループの経営資源を生かしたブランド投資により、スポーツ事業の拡大を加速することで、スポーツ業界における存在感を高めていく。スポーツ事業によるダンロップブランドの価値向上は、同じダンロップをメインブランドとするタイヤ事業の拡大、発展にも有用」としている。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物