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鉱山・建設車両用タイヤの既存生産設備を刷新

ブリヂストン、北九州工場に約250億円を投資

タイヤ 2024-08-06

 ブリヂストンは、鉱山・建設車両用タイヤの生産拠点である北九州工場に約250億円を投資し、既存設備を刷新する。

北九州工場の鉱山車両用タイヤ


 投資は、2030年長期アスピレーション実現に向けた中期事業計画(2024―2026)に基づく戦略投資として、量の拡大ではなく、質の向上へフォーカスし、同社のプレミアムタイヤ事業を牽引する鉱山車両用タイヤビジネスを強化するもので、2027年中に完了する予定。

 北九州工場は、ブリヂストンの「断トツ商品」である鉱山・建設車両用タイヤ「Bridgestone MASTERCORE(ブリヂストン マスターコア)」などを生産する戦略生産拠点であり、高品質な商品をグローバルへ供給している。

 今回の戦略投資により、日本のモノづくり力をさらに向上させ、高品質で安定した生産体制を確保し、グローバルに「断トツ商品」の競争力を強化する。加えて、安全・防災・環境・品質および生産性など全てのレベルを高めるとともに、次世代の「断トツ商品」へも対応できるようになる。また、同投資を通じて、地元地域へも貢献し、安心・安全で持続可能な社会の実現も支えていく。なお、今回の戦略投資は、既存設備を刷新するもので、生産量は、現在と同水準を維持する予定。

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