2022年12月期第1四半期業績
TOYO TIRE、純利益は四半期として過去最高
タイヤ 2022-05-12
TOYO TIREの2022年12月期第1四半期(1~3月)業績は、売上高が1,017億7,300万円で前年同期比16.0%増、営業利益が161億7,200万円で同27.3%、経常利益が205億2,900万円で同28.3%増、純利益が177億9,700万円で同46.4%増だった。営業利益は第1四半期として、純利益は四半期ベースで過去最高を更新した。
営業利益段階の増減要因は、増益要因が販売要因で157億円、為替で29億円、その他で1億円、減益要因が原材料で70億円、海上運賃高騰影響で59億円、製造コストで11億円、販管費で7億円、セルビア工場立上コストで6億円、差し引き35億円の増益。
タイヤ事業は売上高が916億円で同17.8%増、営業利益が166億7,100万円で同26.4%増。北米市場の市販用タイヤは、強みとしている大口径ライトトラック用タイヤやSUV用タイヤ等の重点商品を中心とした販売に注力したこと、トラック・バス用タイヤや乗用車用タイヤの販売好調により、販売量は前年同期を上回った。また売上高は、値上げや重点商品の拡販による商品ミックスの改善により、販売量以上に前年同期を大きく上回った。欧州市場の市販用タイヤは、行動制限緩和等による需要回復が見られたものの、ロシア・ウクライナ情勢に伴う物流影響を受けて、販売量は前年同期を大きく下回った。一方、売上高は値上げや商品ミックスの改善等により、前年同期並みだった。
国内市場の市販用タイヤは、引き続き新型コロナの影響と天候要因による春の履き替え需要が遅れた影響を受けたものの、新商品や強みとしているSUV用タイヤの販売に注力したことで、販売量は前年同期並み。一方、売上高は値上げの浸透が進んだこともあり前年同期を上回った。
新車用タイヤは、新型コロナ感染拡大に伴う部品供給不足や半導体不足による自動車メーカーの減産の影響を受け、販売量は前年同期を大きく下回り、売上高も前年同期を下回った。
自動車部品事業は売上高が101億6,800万円で同1.8%増、営業損失が4億9,400万円(前年同期は4億7,900万円の損失)。半導体不足による自動車メーカーの減産の影響を受けたものの、原材料市況高騰の一部を価格に反映した。
業績予想を修正
同社は、2022年12月期第2四半期および通期業績予想の修正を発表した。北米市場のタイヤ需要が好調であることなどが理由。
■2022年12月期第2四半期業績予想
◇売上高=2,190億円(前回予想2,157億円、増減率1.5%増)◇営業利益=265億円(同201億円、同31.8%増)◇経常利益=300億円(同201億円、同49.3%増)◇純利益=240億円(同133億円、同80.5%増)
■2022年12月期通期業績予想
◇売上高=4,850億円(前回予想4,550億円、増減率6.6%増)◇営業利益=500億円(同445億円、同12.4%増)◇経常利益=530億円(同446億円、同18.8%増)◇純利益=385億円(同296億円、同30.1%増)
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