2020年12月期第3四半期業績
TOYO TIRE、減収減益も北米は堅調
タイヤ 2020-11-16
TOYO TIREが11月13日に発表した2020年12月期第3四半期(1~9月)業績は、売上高が2,468億2,300万円で前年同期比11.1%減、営業利益が220億4,600万円で同16.7%減、経常利益が172億7,100万円で同26.8%減、純利益が99億9,100万円で同29.8%減となった。
営業利益段階の増減要因をみると、増益要因は販管費17億円、償却変更33億円、原材料61億円の計111億円の増益。減益要因は販売要因91億円、製造コスト50億円、為替10億円、その他3億円で計155億円の減益、差し引き44億円の減益となった。
セグメント別にみると、タイヤ事業は2,206億9,000万円で同9.5%減、営業利益が240億2,600万円で同14.5%減。北米市場における市販用タイヤは、新型コロナウイルスの影響は受けたものの、大口径ライトトラック用タイヤやSUV用タイヤ、オールシーズンタイヤの販売が好調で販売量、売上高とも前期並みとなった。欧州市場における市販用タイヤは、新型コロナの影響で販売量、売上高とも減少した。新車用タイヤは、新型コロナの影響で、国内、海外ともに大幅に減少した。
国内市販用タイヤは、新型コロナの影響に加え、前期の値上げと消費税増税前の駆け込み需要があったことから販売量、売上高とも大幅に減少した。
自動車部品事業は売上高が260億9,700万円で同22.7%減、営業損失が19億8,000万円(前年同期は16億1,600万円の損失)。防振ゴムの売上高は、新型コロナの感染拡大による完成車メーカーの生産調整の影響を受けた。
所在地セグメント別にみると、日本は売上高が661億3,900万円で同17.1%減、営業利益が101億円で同44.6%減。北米は売上高が1,378億4,000万円で同5.8%減、営業利益が93億400万円で同53.7%増。その他は売上高が428億4,300万円で同16.8%減、営業利益が22億7,900万円で同24.8%減となった。
通期業績予想を上方修正
TOYO TIREは同日、2020年12月期通期連結業績予想の上方修正を発表した。経済活動の再開に伴い、想定よりも早期に回復しつつある状況を考慮した。
■2020年12月期通期連結業績予想
売上高=3,400億円(前回予想3,300億円、増減率3.0%増)◇営業利益=340億円(同300億円、同13.3%増)◇経常利益=292億円(同254億円、同15.0%増)◇純利益=178億円(同140億円、同27.1%増)
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