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SUV・四輪駆動車関連市場への展開を強化

TOYO TIRE、ジャオスとパートナーシップ契約

タイヤ 2020-04-03

 TOYO TIREは4月2日、SUV・四輪駆動車用総合パーツメーカーのジャオス(群馬県北群馬郡、赤星大二郎社長)と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

 ジャオスは、SUV・四輪駆動車向けを中心にオリジナルの自動車用品を企画・製造・販売する総合パーツメーカー。アフターパーツに留まらず、自動車メーカーへのOEM納入などの事業を展開している。

 また、ブランド認知拡大と商品開発を目的として、アジアクロスカントリーラリーをはじめとする国内外のレースへ積極的に参戦し、数多くの実績をあげている。

 TOYO TIREは、SUVタイヤの商品開発・生産能力増強を積極的に実施し、SUV向けタイヤブランド「OPEN COUNTRY」の拡販を目指しており、今回、両社が互いの強みを補完する関係を築き、SUV市場におけるさらなる企業価値拡大を図るため、パートナーシップを締結した。

 今後、相互に連携したマーケティング活動を推進することで、国内外のSUV・四輪駆動車関連市場における両社のブランド価値向上を目指すだけでなく、モータースポーツへの共同参戦や独自の製品テストなどを通して、相互の知見を商品開発に生かし、魅力的な製品を市場に提供していく方針。

 ■ジャオスの概要
 1985年に創業したSUV・四輪駆動車用総合パーツメーカー。日本国内市場でRV車が一大ブームとなった1990年代に、大型グリルガード「JAOSブルバー」、リヤビューには欠かせない「JAOSマッドガード」、サスペンションカスタマイズの定番ともいえる「BATTLEZサスペンションシリーズ」などのヒット商品を生み出し、ブームの興隆とともに企業規模を拡大。SUV・四輪駆動車市場に密着したマーケティング活動・商品開発を続けることによって、自動車メーカーへのOEM納入まで行うSUV・四輪駆動車用総合パーツメーカーとなっている。

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