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4台に1台が「空気圧の過不足」

住友ゴム工業、全国タイヤ安全点検の結果を発表

タイヤ 2019-05-20

 住友ゴム工業は5月14日、4月6日に全国47会場で実施した「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」の点検結果を発表した。

タイヤ点検活動の様子(埼玉県:まちの駅・道の駅アグリパークゆめすぎと)


 今回の点検では平井理央さんを「タイヤ安全点検一日大使」に任命するとともに、来場者にタイヤ点検の重要性を呼びかけるなどの啓発活動を実施。この安全点検の結果、燃費の悪化や走行性能の低下、偏摩耗の原因となる「空気圧の過不足」が最も多く、4台に1台程度の割合で確認された。

「タイヤ安全点検一日大使」に任命された平井理央さん(埼玉県:まちの駅・道の駅アグリパークゆめすぎと)


 タイヤ点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧、残溝、表面の損傷などの点検を行うもので、2008年から継続して実施している。今回は計3,014台のタイヤ点検を実施した結果、タイヤの整備不良率は35.0%となった。

 不良別では空気圧の過不足が25.2%と依然として高い割合で、残溝不足が7.3%、表面の損傷が6.7%、偏摩耗が5.2%と続いた(各不良率は重複を含む)。

 なお、埼玉県の会場ではタイヤ安全点検一日大使に任命された平井理央さんが、来場者にタイヤ安全点検の案内や日頃のタイヤ点検の重要性を呼びかけた。

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