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19年12月期第1四半期業績

TOYO TIRE、タイヤ事業は減収減益

タイヤ 2019-05-10

 TOYO TIREが5月10日に発表した19年12月期第1四半期(1-3月)業績は、売上高が901億4,300万円で前年同期比3.8%減、営業利益が101億7,400万円で同4.0%減、経常利益が94億600万円で同10.4%増、純利益が56億3,500万円で同16.3%減だった。

 タイヤ事業は売上高が787億5,800万円で同2.5%減、営業利益が105億4,300万円で同8.3%減。北米市場の市販用タイヤは、乗用車用タイヤの販売が前年を下回ったものの、同社が強みとするライトトラック用タイヤ及びトラックバス用タイヤの販売が堅調に推移したことにより、販売量、売上高ともに前年同期並み。新車用タイヤは、同社製品装着車種の販売が好調に推移したことに加え、海外市場における新規ビジネスの獲得により、販売量、売上高ともに前年同期を大きく上回った。国内市販用タイヤは、夏用タイヤの出荷が好調に推移したものの、冬用タイヤの出荷が前年を下回ったことにで、販売量は増加も、売上高は前年同期並みとなった。

 自動車部品事業は売上高が113億6,900万円で同12.2%減、営業損失が3億8,200万円(前年同期は9億1,800万円の損失)。防振ゴムの売上高はほぼ前年同期並みだったが、シートクッションの事業譲渡が影響した。

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