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3年連続、健康経営宣言の実践が評価

住友ゴム工業、「健康経営優良法人2019」に認定

タイヤ 2019-02-21

社内で実践したヨガセミナー


 住友ゴム工業は2月21日、経済産業省と日本健康会議が共同で発表した「健康経営優良法人2019(ホワイト500)」に認定されたと発表した。これは、昨年制定した健康経営宣言の実践による定期健康診断や特定保健指導の推進による生活習慣病などの疾病予防、健康増進、ワークライフバランスの推進といった取り組みが評価されたもので、2017、2018年に続き、3度目の認定となる。

 ■健康経営に関する主な取り組み
 ①定期健康診断の徹底=新たに50歳節目人間ドックと女性がん検診を導入。また再検査・精密検査の受診徹底と保健指導により、疾病の早期発見を進めている。

 ②健康教育・イベントの拡大と健康情報の発信=ヨガやストレッチの体験教室、健康増進のためのセミナー、社員食堂でのヘルシーメニューや温かい朝食の提供などの健康教育やサービスを拡充。また新たにICTを活用した健康インセンティブ制度を開始して健康意識を高め、生活習慣の改善を進めている。

 ③メンタルヘルスケア=セルフケアの徹底と集団分析結果を利用した職場のコミュニケーション向上などの働きやすい職場環境の改善を進めている。

 ④喫煙対策=禁煙外来治療費の会社費用負担キャンペーンなどによる喫煙率削減と屋内喫煙所の廃止による受動喫煙防止を進めている。

 ⑤過重労働防止の取り組み=全社的に働き方改革による総労働時間短縮と休暇取得を進め、業務効率向上とワークライフバランスを推進している。長時間労働者に対して、健康障害を未然に防ぐため産業医との面談を実施している。

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