2025年3月期第3四半期業績
日本ゼオン、エラストマー素材事業は大幅な増収増益
会員限定 決算 2025-02-03
日本ゼオンの2025年3月期第3四半期(4~12月)業績は、売上高が3,154億3,300万円で前年同期比11.1%増、営業利益が241億7,300万円で同51.2%増、経常利益が273億6,900万円で同37.4%増、純利益が201億3,100万円で同3.7%減だった。
エラストマー素材事業部門は売上高が1,784億5,700万円で同11.8%増、営業利益が89億6,100万円で同45.4%増。営業利益段階の増減要因は、増益要因が合成ゴム、ラテックスの販売価格改定に伴う価格差で79億円、為替差で40億円、ラテックス、化成品の出荷量増等に伴う数量差で16億円、減益要因が原料価格高騰など原価差で63億円、海上運賃高騰など販管費差で45億円、差し引き28億円の増益だった。
第3四半期累計の合成ゴム出荷量は徳山工場、高岡工場で定期検査に伴う出荷調整を行ったことで同3%減。そのうち汎用合成ゴムは同2%減、特殊合成ゴムは同7%減だった。出荷数量は減少したものの、為替影響および原料価格高騰分の価格改定の進捗により、売上高、営業利益ともに前年同期を上回った。
1月31日にオンラインで行われた決算説明会で、松浦一慶取締役常務執行役員・基盤事業本部長は、合成ゴムの需要について、
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