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2025年3月期第2四半期業績

デンカ、CRは需要低調で販売数量が前年同期並み

会員限定 決算 2024-11-11

 デンカの2025年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が1,990億5,400万円で前年同期比4.0%増、営業利益が93億8,500万円で同10.9%減、経常利益が55億7,400万円で同31.1%減、純利益が33億7,200万円で同48.6%減だった。

 セグメント別のうち、エラストマー・インフラソリューション部門は売上高が564億3,200万円で同1.4%減、営業損失が30億3,300万円(前年同期は16億4,400万円の損失)。クロロプレンゴム(CR)の需要は低調に推移し、販売数量は前年同期並み。また、営業損失に関しては、米国でCRを生産するデンカパフォーマンスエラストマー(DPE)における固定費の増加や為替影響のマイナスによりコスト差が悪化した。

 11月8日に開かれた決算説明会で、同社の今井俊夫社長は今期中に打ち出すCR事業の抜本的改革やCRの需要見通しについて

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