2022年12月期第1四半期業績
ニチリン、営業利益は14.0%減
決算 2022-05-13
ニチリンの2022年12月期第1四半期(1~3月)業績は、売上高が152億1,600万円で前年同期比1.9%減、営業利益が18億2,400万円で同14.0%減、経常利益が22億7,100万円で同12.5%減、純利益が12億6,500万円で同9.5%減だった。
セグメント別(「収益に関する会計基準」等の適用に伴い、前年同期比は公表していない)にみると、日本は売上高が77億1,700万円(前年同期は78億4,000万円)、営業利益が6億8,100万円(同7億3,200万円の利益)。半導体等部品の供給不足による減産の影響は続いているが、国内顧客によっては前期減産分の挽回生産が一部実施されたことや円安の恩恵などがあった。
北米は売上高が25億2,400万円(同24億8,400万円)、営業利益が1億4,300万円(同3,100万円の利益)。北米市場は半導体等部品の供給不足の影響や物流網の混乱はあったものの、生産は回復傾向にある。また、人手不足と人件費の上昇から一部生産を日本、アジアへ移管した。
中国は売上高が31億8,200万円(同28億3,900万円)、営業利益が3億6,800万円(同4億100万円の利益)。新型コロナ対策で一部の都市でロックダウンが実施されたが、旺盛な市場ニーズや新エネルギー車向け補助金政策にも支えられた。
アジアは売上高が45億4,000万円(同46億3,500万円)、営業利益が7億1,000万円(同10億5,000万円の利益)。2輪車市場も半導体等部品の供給不足の影響により主要顧客で生産調整が続いた。
欧州は売上高が12億4,400万円(同16億3,700万円)、営業損失が0百万円(同4,000万円の利益)。前期に複数の日系顧客が欧州工場を閉鎖したことに加え、半導体等部品の供給不足やウクライナ情勢による顧客の生産調整があった。
2022年12月期通期業績予想は、売上高609億円で前期比4.5%増、営業利益70億円で同2.3%増、経常利益72億円で同4.4%減、純利益30億円で同37.3%減。
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