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コラム「Front Line」

タイヤの市場を侵食する安価なアジア品の存在

会員限定 連載 2024-11-11

 中国などアジア産の安価なタイヤが、これまで日系、欧米系タイヤメーカーの牙城であり、稼ぎの源泉でもあった欧米市場を侵食している。仏ミシュランは11月5日、仏国内2工場の閉鎖を発表した。アジア産の安価なタイヤの欧州市場への流入により、生産能力に過剰が生じているとした。閉鎖する2工場はここ数年、深刻な経済的困難に直面していたようだ。

 安価なアジア産タイヤの流入は、欧州市場に限らず北米市場においても広がりをみせている。今年開かれた国内タイヤメーカーの決算説明会においても、

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