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サンベルトシリーズなど食品業界向け製品をPR

バンドー化学、Keep Clean ProjectをテーマにFOOMA JAPAN2024出展

会員限定 ラバーインダストリー 2024-10-09

 バンドー化学は食品を重点市場と位置付け、積極的に食品搬送用ベルトの新製品を投入。6月4~7日に開催された世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN2024」では新製品のアピールに力を入れていた。食品衛生法改正によるポジティブリスト制度の義務化を目前に控え、会場全体で来場者数が10万人を超えるなど賑わいを見せた「FOOMA JAPAN2024」だが、同社の展示ブースにも注目が集まった。

テーマはKeep Clean Project

 バンドー化学の展示ブースでは「Keep Clean Project」をテーマに、食品搬送用ベルトや同社の販売子会社であるバンドー・I・C・Sで取り扱う食品工場向け樹脂ベルト付着物搔き取りクリーナ「エクスカリバー」などを展示。今回のテーマである「Keep Clean Project」とは、「ユーザーが当社製品を使用後、いかに製品の状態を綺麗に保てるかということ(クリーン性)をキーワードにしている」(河原正敏バンドー化学産業資材事業部営業部搬送営業グループグループ長)という。特に食品搬送用ベルトにおいては、クリーン性を保つことが難しい。例えば、米飯やパン・菓子類の生地のように粘着性のある食品は、ベルトに付着することにより、雑菌の繁殖などをはじめ様々な要因でクリーン性が損なわれる恐れがある。「食品の付着を100%防ぐことは難しいが、当社では付着性の削減や、ユーザーが清潔性を保ちやすい、管理しやすいベルトづくりに取り組んでいる」(同)。

産業資材事業部営業部搬送営業グループグループ長 河原 正敏氏


デモンストレーションの実施で来場者に各種ベルトの性能をわかりやすく解説

 同社のブースにおいてメインの展示となったのは、食品搬送用ベルトの中でも特長品となる「サンラインベルト」のラインアップ8製品だ。途中、社員によるデモンストレーションを数回に分けて開催し、8製品のうち5製品について従来品との比較実演を行い、多くの来場者から注目を集めた。

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