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【特集】ゴム用機械・試験検査機

アイ・ティー・エス・ジャパン、ガボとモンテック製品に注力

その他 2017-04-20

 アイ・ティー・エス・ジャパン (千葉県船橋市)は、レオロジー関連装置・合理化機器など世界一流の各種製品を輸入販売している。

 取り扱い海外製品の中で、ドイツのネッチ・ガボ社製「イプレクサーシリーズ」は、静的荷重用と動的荷重用の2つのサーボモーター採用の世界初Wドライブシステム搭載の動的粘弾性測定装置で、±4,000Nの動的荷重と0.01umの高精度な変位制御を両立した。さらに荷重検出精度を向上した交換式センサーの0.01umの変位制御で、高荷重アプリケーションから数10umの薄膜フィルムなどの測定も容易。

 同シリーズの中でも「イプレクサー25N・100N・150N・500N」は、デジタル制御の新型変異センサー及び荷重センサーを搭載した最新鋭機。同センサーにより、測定レンジによる分解能力劣化が無く、長期間安定した検査能力を発揮する。さらに新型荷重センサーは、出力信号ノイズを限りなく低減、高精度の低荷重分解能力を実現した。

 このネッチ・ガボ社に加え注力しているのが、欧州を代表する総合試験機器メーカーのドイツ「モンテック社」製品。同社は加硫試験機、レオメーター、ムーニー粘度計、硬さ・密度計測計、ラボ用プレス、サンプルカッターなど、ゴムに特化した試験機器関連機器を数多く展開している。これにより、試験前の試作及び準備段階からサンプルの均一化や標準化が図られ、一層の高精度測定を実現する、ソリューションのトータル提案を行っている。

 これら機器やソフトで蓄積したノウハウを活用し、先進の「全自動QCシステム」を開発、海外では60システム以上の納入実績を有し、日本国内でも15年10月から好評展開中。

 同システムは、サンプル切り出しから架橋・検査までゴム検査全過程の完全自動化を実現する。概要は、①サンプル切り出し②サンプル定量カット③サンプル洗浄・乾燥④検査機への設置⑤検査機での測定⑥検査後の排出であり、手作業の「サンプルを持ってくる」「切り出す」「装置に装填する」など検査工程を全自動化できる。

 さらに、セル内のサンプル移動もロボットが行い、オペレーターの手作業は一切不要。試験終了後のセルからのサンプル排出も自動で行われる。これにより、サンプリング間隔や切り出すサンプル重量の均一化など、全過程が正確で迅速に連続して実施できる。

 全自動QCシステムは、①サンプルの定量切り出し=R-VS3000など②MDR(加硫試験装置)=3000など③レオメーター=D-RPA3000など④硬度・密度の計測=H&D3000など⑤ムーニー粘度計=MV3000といった同社の様々な試験機器との連携が可能。

 試験結果も、データ表示やラボ情報システム(LIMS)へのデータ提供や統計処理(SPC)へのデータ提供なども全自動。加えてミキサー制御情報やバッチごとのPLC・ERP・CRMシステムへのデータ転送、WEBベースの監視ツールへのデータ転送なども可能。

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