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【特集】ゴム用機械・試験検査機

小松原、ドラム装置の販売が好調

その他 2017-03-31

クーリング・加熱ドラム装置


 小松原の16年8月期業績は、売上高は前期並みだったが、利益は増加した。主力の繊維用機械は、繊維メーカーの設備更新が活発だったことで年度を通じて堅調に推移した。繊維に次いで売上高が大きいゴム用機械は、連続加硫装置やホース関連向けの加硫装置の販売が順調だった。またタイヤメーカー向けで、ゴムシートを冷却するドラム装置の販売が好調だった。

 17年8月期の上期(9月-2月)業績は前年同期比50%程度の増収を見込んでいる。下期は受注案件が少ないため売り上げが落ちるが、それでも通期で前期比30%程度の増収を見込んでいる。

 この上期は、主力である繊維用機械もゴム用機械も好調だった。繊維機械は大型のデニム染色機を上期に納入した。ゴム用機械は自動車部品関係の受注が好調だった。

 OEM関係も好調で、電気自動車用電池や炭素繊維の製造設備向け機械装置の販売が伸長した。「電気自動車用電池や炭素繊維メーカーの設備投資意欲は非常に高く、今後もこうした業種向けの機械装置の販売が伸びていくと期待している」(同社)。

 同社が現在、注力販売しているのが「クーリング・加熱ドラム装置」。冷却水や蒸気をドラムに通すことで冷却・加熱していく装置で、ゴムシートや繊維、不織布などの冷却・加熱に適している。

 通常、ドラムやロールを製作する場合、切削加工とメッキ処理で製作する。しかし切削タイプの場合、加工上の問題で、どうしても胴の部分が他の部分よりも厚くなってしまい、冷却効率が悪くなるという欠点があった。

 同社のクーリング・加熱ドラムは、独自の技術によりステンレスの薄板を曲げ、ドラムを製作しているため、厚みが均一で薄く、冷却や加熱効率が高い。厚みが薄いため材料費も抑えられ、装置製作のコストダウンにもつながる。標準品から特注品まで幅広く対応し、設計から開発・製作まで同社が一貫して行っている。

 また、金属メッシュコンベヤ(ネットコンベヤ)の汚れや目詰まりを洗浄する「自動洗浄FVワッシャー」の販売にも注力していく。

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