PAGE TOP

【特集】ゴルフボール

ブリヂストンスポーツ、団塊世代を納得させる商品・サービス提供

その他 2016-12-12

 ■米国市場に注力
 ブリヂストングループの有形無形の資産を活用し、グループをあげて米国市場への取り組みを一層強化します。

 また日本と同様、米国でもウェブを通じてフィッティングサポートを強化し、需要の掘り起こしをはかります。

 商品面では、米国のみで展開するソフトなボール「eシリーズ」と「ツアーB330シリーズ」の2商品を中心に拡販をはかります。新商品のeシリーズは年末から出荷する予定です。

 契約プロのマット・クーチャー、ブラント・スネデガー、ブライソン・デシャンボーもイメージアップに貢献してくれています。デシャンボーはとてもユニークな選手で、自らさまざまなメーカーのゴルフボールを科学的に試験しています。彼の分析では、ブリヂストンのボールが性能・品質の均一性が高く、最も優れているということです。製品の品質の高さを認めて、自らブリヂストンの契約プロになると志願してくれました。大変光栄で、彼には大いに活躍して欲しいと期待しています。

 米国でのボールシェアは現在10%弱ですが、将来的にはこれを15%まで高めたいと思っています。

 ■販売促進活動
 秩父のゴルフテストセンターで、一般ゴルファーを招いてボールフィッティングを行っています。計測機器を使用して、自分の力量やスタイルに合ったボールを見つけてもらいます。大変好評で、年に10から20回、年間300人ほどを無料で招待しています。これまで累計で1500人が来場しています。

 2013年に開設したパソコンやスマートフォンを使用した「ボールナビ」も累計利用者が28万人に達しました。

 こうした活動を通じて、ゴルフ競技人口の拡大に少しでも貢献できればと考えています。

 15年から店舗展開を始めた直営店「ブリヂストン ゴルファーズ ストア」も、東京・赤坂と広尾、横浜、名古屋、大阪、福岡の6店舗に拡大しました。

 ■打感・打音の向上
 ボールを打った時の打感や打音を向上させるため、音響メーカーのパイオニアと共同研究を行いました。パイオニアさんに打音を解析してもらい、それをデータ化しました。このデータを採用し開発したのが「ツアーB330シリーズ」です。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物