PAGE TOP

【特集】ゴム用機械・試験検査機

テックプロジャパン、ネクスト1シリーズを拡販

その他 2016-11-02

 テックプロジャパン(東京都福生市)は、主に日本国内や日系海外生産拠点での顧客の使用環境やニーズに的確に合致した純国産高性能試験機「Next1」シリーズの構成充実を進めている。現在、加硫試験機「MDRH Next1」、万能試験機の「TECH-500」、ムーニー粘度試験機「MV200Next」の3機種を好評展開している。同シリーズは中国、ベトナム、タイなどの日系製造拠点や現地ローカルメーカーからの引き合いもあるなど、輸出も増加している。

 シリーズのうち「MV200Next」は、最新鋭のムーニー粘度試験機。同機は性能面の向上を実現しながら上部カバーの簡易化などで機能性と操作性がより一層向上し、メンテナンス性にも優れる。

 同機はISO289、JIS K6300-1、ASTM D1646などの規格に準拠した高性能を、リーズナブルな価格設定で実現したコストパフォーマンスに優れる機種として好評で、多数の納入実績を有している。

 機能面では、上下ダイ加熱にフィルムヒーターを採用し、温度回復時間の短縮や温度制御の安定化を実現しているほか、最新のデジタル温度制御方式により、温度安定度の向上も図られている。

 さらに6インチのフルカラータッチパネル画面で試験条件が簡単設定でき、ムーニー粘度カーブ、データ解析値の表示機能により、視認性や操作性が大幅に向上している。校正は自動静荷重校正機能により、短時間で自動校正ができる。

 また制御機構には低速シンクロナスモーターを採用し、高精度のローター回転を実現しているほか、トルクシャフト内のゴム清掃にシャフト内部クリーニング方式を採用しており、常時クリーンな状態で正確な測定が可能。

 同機はパソコンに接続しなくても、単体でサンプルの試験測定ができ、試験室にパソコンなどを持ち込まなくても、出荷時検査など品質管理が生産現場で即座に実施できる。パソコンでのデータ処理にも対応し、ケーブルで簡単に接続できる。

 この「MV200Next」は、試験室以外の、生産ラインなどの過酷な使用条件下でも長期間安定したデータ測定を維持できるように、高剛性躯体構造を採用している。しかし内部のピストンなど駆動機構部分にはアルミ製ピストンを採用するなど軽量化やスリム化も図られているため、高剛性躯体ながら軽量でコンパクトサイズとなっており、設置スペースも選ばない。

 また本体機構は、電気制御系統とエアー制御系統を一体化した構造を採用しており、保守性にも優れている。構成部品には国内メーカー製産業用コントローラを始め、各種使用部品も国内外で入手できる国産汎用品を採用している。このため万が一の故障の際もユーザー自身でも対応可能となっており、メンテナンス性が大幅に向上している。また同機は、制御部分がコンパクトな制御ボックス内に収納されており、遠隔地などで緊急対応が困難な場合は、同ボックスを同社サービス拠点に送付すれば迅速に対応できる。この制御ボックスは、本体下部の横に格納されており、本体を移動させる必要も無く簡単に脱着可能。

 テックプロジャパンでは、万能試験機「TECH-500」にも、独立操作盤採用など一層のメンテナンス性向上を図るための改良を実施するといった、常に顧客視点に立った製品開発を推進している。

 同社では、東京・福生の本社事務所内に、「Next1」シリーズ主体にデモ機を今後多数設置し、顧客からのテスト要請への対応も図る予定でいる。

 さらにテックプロジャパンでは、イギリスの試験機メーカー「ジェームス・ヒル(James Heal)」と輸入代理店契約を締結するなど取扱品目充実も進めている。

関連記事

人気連載

  • a
  • 気になったので聞いてみた
  • つたえること・つたわるもの
  • ゴム業界
  • ゴム業界