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【特集】ゴム用機械・試験検査機

近江度量衡、計量ライン自動化に貢献

その他 2016-10-26

 近江度量衡(滋賀県草津市)は、1900(明治33)年3月創業の老舗計量機器メーカー。創業以来110年以上に亘り、一貫して各種計量機器の製造販売を手掛けており、『あなたの近くにはかる技術』をホームページにも掲げ、身の回りで多くの製品が活躍していることをアピールしている。

 同社では、インタナルミキサの急速な性能向上に伴い、自動化が必須条件であるミキシング工程に向けた工業用ミキシング計量システム・プラントを始め、農水産物自動計量・選別プラント、トラックスケール、各種計量データ処理システム、オートパッカースケール、貨物搬送用測定システムいった豊富な製品群を「OMI計量システム」として幅広い分野に向けて展開。原材料受け入れから製品搬送までの『工場の上流から下流まで計量ラインの自動化』に貢献している。

 同社製品の販売比率は農業関係の計量選別プラント・機器事業が50%、工業関係の計量プラント・機器及びその他事業が50%。

 タイヤ及び工業用ゴム製品計量機器の販売開始は昭和30年代初頭で、ゴム関連分野向けの計量機器においても半世紀以上の実績を有する。当初は計量器単体の販売が主体だったが、現在は工場FA化の進展に伴いプラント一括受注が多い。FA分野はシステムエンジニアリング的なニーズが多く、制御管理システムの構築などトータル的なソフト開発の比重が高まっている。

 同社のタイヤ・ゴム工業用ミキシング計量プラントの強みは「技術提案力」。秤量、精度、スピード、品種数などニーズを製品に的確に反映し、顧客の問題を解決する計量システムのハードからソフトまで高度な技術開発力を総結集している。

 特にタイヤプラントなどはタイヤメーカーごとに使用材料、材質、種類などが異なる。計量管理の要求水準も差があるためシステム設計が複雑化している。同社は客先の満足度向上を第一に柔軟な対応に注力し、顧客から信頼を得ている。

 工業用ゴム向けミキシングプラントでは、練り工場全体のシステム構築のほか、各工程の自動化・合理化装置で実績が高い。例えば自動薬品計量機及び装置やオイルなどの自動液体計量器、シート搬送計量器、各種工程管理用計量器―など、ニーズに合致した設計製作を行っている。

 そのひとつ「薬品自動計量・パッキング装置」は、専用の容器をセットするだけで高精度の配合計量を可能としたシステム。配合計量後の容器も自動で排出し、作業者への負担は殆ど無く、用途別に多種多様な供給装置で安定した計量精度を実現している。さらに優れたブリッジ対策と、作業環境改善に貢献する防塵構造も特徴。

 「少量薬品保管管理計量装置」は、人的な計量作業を少なくし、誰でも適正な配合計量ができる。原料の保管管理は50―250種類程度が標準だが、必要薬品数への対応も可能。さらに原料自動入出庫、薬品使用期限などデータ管理や、特殊作業にも対応できる。

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