日本ゼオンは、CVCを運営する子会社 Zeon Venturesを通じて、米国ニュージャージー州プリンストンを拠点とする腸内マイクロバイオームを活用した医薬品開発企業 Kanvas Biosciences (Kanvas社)へ投資した。日本ゼオンは投資を通じて、同領域に関連する新たな事業機会の探索を進めていく。

 Kanvas社は、腸内マイクロバイオームを用いた医薬品の開発・製造を共に手掛ける世界初の創薬スタートアップ。腸内マイクロバイオームと宿主細胞(腸管上皮細胞など)の関係性を明らかにする独自技術を有しており、これにより、数百種類の多様な微生物からなるマイクロバイオーム混合物を用いた医薬品の製造、および大腸における薬効の可視化を可能にしている。

 Kanvas社の技術は、マイクロバイオーム医療を「研究上の可能性」から「再現可能で製造可能な治療薬」へと進化させるものとして期待されており、ゼオンは、Kanvas社への投資を通じて、マイクロバイオーム関連市場における新規事業機会の探索を進め、将来的な事業ポートフォリオの強化に繋げる。