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石油化学品を定期輸送

東レとT2、自動運転トラックの商用運行開始

原材料 2026-06-04

 東レと自動運転新興のT2は6月4日、石油化学品の定期輸送で自動運転トラックの商用運行を開始した。関東から関西まで高速道路の一部区間を「自動運転レベル2」(特定条件下での自動運転機能)で、低炭素燃料を使用して運行する。

 物流業界では、ドライバーの担い手不足や残業時間の上限が規制される「2024年問題」などにより、中長期の輸送力減少が懸念されている。両社はこの課題の解決に向けて連携し、2025年からT2が開発した自動運転トラックで実証試験を開始。2026年3月まで4回の実証を行い自動運転の輸送品質を確認し、今回の商用運行に移行した。

 商用運行では、東レの千葉工場(千葉県市原市)から関西の物流拠点、澁澤倉庫茨木営業所(大阪府茨木市)の約520キロメートルの区間を走行。自動車部品や電気製品、医療品などの原料となるABS樹脂「トヨラック」を定期的に運ぶ。バイオディーゼル燃料を5%未満混ぜた「B5軽油」、廃食油や廃動植物油脂を主原料とする「リニューアブルディーゼル燃料」といった低炭素燃料で走行する。

 両社は今後、T2が2027年に計画する「自動運転レベル4」(特定条下における完全自動運転)による運行に向けて、連携を深めていく計画だ。

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